改めてFlickr.comのパワーを見直している。例えば
「Child」で検索すると、
「少年労働」
「現代の聖母子像」
「古写真の子供たち」
「ギザ地区でのテロ」
「小児医療の現場」
など、通常はマスメディアによって情報編集されたパッケージでしか体験できないような出来事や映像にダイレクトにぶちあたる。
それだけ心理的なショックも大きいが、それはそれで現実なのだから仕方がない。日本にいる限りは、デジカメの普及とかフィルムカメラの衰退というのは、製造業およびサービス業に於ける地殻変動として捉えられる面が大きいのだけど、こうして距離や時間を越えて生のイメージにアクセスできるということを目の当たりにすると、もはやデジタルイメージの世界は我々のカルチャーそのものを塗り替えるところまできていることに気づかされる。