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世界は確かに変貌している。ただ、海の向こうで。

ネットスケープが圧倒的なブラウザーシェアを誇りながらも、海から陸に上がった(MSの土俵に上がってしまった)ことによってあっという間にネットエコノミーの覇者から脱落していったストーリー。

あるいは、かつてパソコンシェアの過半数を握っていたアップルがOSをバンドルして配布するPC(いわゆるWintel)の牙城に脆くも崩壊した物語。それらの数多あるデジタル・サーガの世界がまた大きな節目を迎えつつあること。それはMSがヤフー!買収か!?の衝撃的なニュースに象徴的に現われている。

PS陣営が、任天堂の新しいゲームパラダイムに追従できず(本来のコアコンピテンシーを維持発展させるという、当然の戦略の帰結として)久多良木氏の退任という状況まで至ったプロセスは、確かに上の「土俵が変わった」物語と類似したプロットを感じる。

 
静かに変貌する世界--MSのYahoo買収騒動と久夛良木氏退任が示すもの
 http://japan.cnet.com/column/mori/story/0,2000055916,20348786-3,00.htm


成功体験は、その企業のプライドやルールを強化し組織的な強度を高めることによる成功体験の反復をもたらし得る反面で、同様の価値体系に沿わない競争においてはマイナスに作用する場合もある。
市場が、常に新しい商品やサービスの投入による付加価値創造を希求する以上、その競争圧力がどの方向から訪れるのか?を正確に予測することは本質的に不可能だと思う。

なぜなら、その圧力は成功体験をもたらした価値体系や事業領域の外部から訪れるのが常で、また、その新しい参入者は全く異なる価値観や体験性を引っさげて登場するので従来どおりのルールが通じないことが当然なのだから。

ただ、少なくとも日本のIT市場が、意欲的で才気煥発な新進ベンチャーも含めて、今回のような大きな渦からは遠く距離を置いている。
また、その渦に入っていくべき程の規模の“プラットフォーム”足るサービスを有していないことも事実で(それにヤフー!ジャパンの広告価値や市場価値についても、まだそれほど大きな影響は無い)、「和を持って尊しと為す」の民族性はここに於いても健全なのかもしれない。
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