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リヒターの「写真論/絵画論」を読む。
ゲルハルトリヒターの「写真論/絵画論」について書いた。



ただ、「書いた」とは言っても、その内容とか、そのテーマとか、あるいはその成果とかそういうことではなく「その本を読み終えることができない」「それはナゼなんだろう?」と、いうことについて書いた。

ある本が読み終えられない。しかも、凄くいい内容で、役立ち、感動的な本であるにもかかわらず読了できないということは、なかなか妙なことだ。
実は、意外と単純に「読み終えることがもったいない」のかも知れない。

でも、そのことをもう少し掘り下げると、本を読むという行為が、単純に「あるデータをハードディスクからハードディスクにコピーする」といったようなことではなく、何らかの体験性、エキササイズを含んでいることを実感できる。つまり、そこには何か化学反応のような相互作用があって、読む前と後では明らかにどこかが変化しているのだと思う。

特にこの本は、1972年から2004年という長きに渡った対話集であり、その訳出の平易さもあって、リヒターの信念とか逡巡とか、そういった批評集ではなかなか語りきれないような直截な言葉が、しかも「対話」というやりとりのなかから浮かび上がってくるので、正直魂を揺さぶられてしまうのだ。少し恥ずかしいのだけど、ちょっと涙腺が緩んでしまう本だと言える。

でも、何かそういう涙腺を緩めるような記述や演出があるわけでもないのだ。実に言葉にしづらい繊細な領域が、こうして明快な言葉として引き出されていると何か身につまされるものがある。少なくともアイロニカルな姿勢ではなく、しかも旧態依然の時代回帰ではなく、真正面から美術を行為する生き方っていうのがやり方次第では貫けるということに対して、心が揺さぶられる。

少し心配なのは、余りに称揚しているので、なんだか盲目的に神格化しているという風に受け止められてしまうことだ。これは自分の表現力の稚拙さなのだけれども、どうも感情移入してしまうと贔屓の引き倒しのようになってしまう傾向がある。あるのだけども、少なくともここで書いたことは実感だし、それなりに時間を経て感じ取ったことなのです。

 「ゲルハルトリヒター 写真論/絵画論 読み終えることの無い本」
 http://rblog-biz.japan.cnet.com/takahito/2006/06/post_1cfe.html

| アート資本主義 | comments(0) | trackbacks(2)
コドモカメラ
子供が撮る写真というのは実に面白い。そして、それ以前に子供が写真を撮っている様子が、またなんとも面白い。コンパクトデジカメでも子供が持つとえらくデカイ。しかも、それなりにロジカルにできている操作系をゲームボーイ感覚で意外にもしっかり操作して、ひどく真剣に被写体に取り組んでいる姿がなんとも感動的だ。

安価で高性能なデジカメが普及して、子供が写真を撮るということは不自然でもなんでもなくなった。スーパーのバーゲンセールで購入したデジカメは画素数や画質もかなり優れていたが、フルマニュアルでデジタル一眼並みの調整可能性があるので、工夫次第でかなりしっかりした写真が撮れる。で、子供はそういう部分の適応力があるから場面場面でちゃんと使いこなしている。ブラインドテストでプロと見比べても全く遜色の内容の子供の写真がどんどん流通するんじゃないかと思う。

 コドモカメラ 視覚の冒険者達
 http://rblog-biz.japan.cnet.com/takahito/2006/06/post_6e9e.html



| アート資本主義 | comments(0) | trackbacks(0)
My Grandmothers を取り上げる。
My Grandmothers

ファッション系の雑誌などでは時折特集されるアートブック。でも、実際には書店の棚ではなかなか苦戦しているor棚取りが難しいジャンル。
ただ、デジタル化が進行して、実用性や即時性などの面で本が後退していけばいくほどこういった造形美や手業感、工作や仕掛けのあるアートブックというのはかえって注目されていくのではないかと思う。

と、言うわけで今回「アート資本主義」で取り上げたのは、「My Grandmothers:001 来るべき世界を物語でシミュレートする大人の絵本」。
やなぎみわさんの「My Grandmothers」を書籍化したものなのですが、余り知られていないうえに入手困難。こんなに刺激的でイマジネーションに満ちた本を埋もれさせておくのはもったいない!と思うのです。
| アート資本主義 | comments(2) | trackbacks(0)
フォトブログはアート市場にアクセスできるのか?
と、言うわけでウンウン唸りながら「fotolog.bookの衝撃 グローバルスナップショットを「本」として読むを投稿。

写真表現が圧倒的なローコスト化によって新しい次元に進みつつあるという実感を少しでもコトバにできたら言いと思って書いたのですがどうでしょうか?去年キスデジを導入するまでは写真なんてまるで興味がなかったのに、今では「虜」です。しかも、別にテクニックとか機材とか関係なく、写真に残すということのファンタジーに惹き付けられ続けています。

かつてなかった「世界中の写真表現が常に繋がったり離れたりする表現+批評のための空間」が日々形成している画像の巨大データベースは、いずれ新しいアート市場へと繋がっていくと思うのですが、今の段階では全く兆しもありません。そういったなかで「」というレガシーメディアがその橋渡しとして有効に機能する可能性があるように思いました。

fotolog.book
| アート資本主義 | comments(0) | trackbacks(0)
継続は力哉。
CNET読者ブログで「アート資本主義」を書き始めてほぼ2ヶ月が経つ。最初から結構うんうんうなりながら書いてきたのだが、ここにきてますます書くのが大変になってきている。そもそもアート門外漢で、資本主義の大家(って誰だ?)でもなんでもないうえに、ブログ2本をぐいんぐいん回せるほどの文筆力がそもそも備わっていたわけでも無いので、苦労するのは当たり前のような気もするのだけど。

じゃあ、楽勝で書けることについて書けばいいじゃないか!?っていう気もするのだが、きっとそれだと面白くない。それに時間的制約は最初から分かっていたことだしそれが無い状態っていうのはまずあり得ない。だったら、この大変さをこそフル活用して新しい着想や新しいステップに繋げるべきだと思うのだが、そうそう簡単な事ではない。これはもう「明けない夜は無い」と信じて、とにかく駄目でも書き続けるしかない。
| ダイアリー | comments(0) | trackbacks(0)
写メゾンキー コンテスト投票受付開始です。
今日、「写メゾンキー」にて「あなたのゾンキー画像を応募してください」キャンペーンの応募期間が終了しました(※「写メゾンキー」とは、ケータイコラボサイト「占いゾンキー」の画像投稿バージョンです)。そこで早速優秀作15点選りすぐって、「ぞう化」してみました。

30分間に15体作成するなんて、過去最速記録かも知れません(笑)。インタースコープさんの超高速なオシゴトに対応するため、みずからの低速CPUを激しくクロックアップしてバシバシ鼻を付けてみました。これから投票開始ですので、ご興味のある方はぜひ覗いてみてください!

占いゾンキー
http://uranai.uki2.ne.jp/zonkey/


ぞも
ぞぴばら
ぞも と ぞぴばら です。
| ぞりん | comments(0) | trackbacks(1)
占いゾンキーの反響。
フォレストページさんの「わたしの考えるぞりん」と入れ替わるようなカタチで今進んでいる「占いゾンキー」。mixiで観ていてもかなり反響があるようで、こういうキャラ同士のコラボは普通のルーティンからは予想できない異質なもの同士の衝突があって面白いなあと思います。

さて、ゾンキーの反響を見ていても多いのが「キモい」「エグい」といった「引き」気味の反応。mixiで読める「ぞりん」書評でも、「怖いもの観たさ」といった表現が多いです。繰り返しになりますが、著者は決して「怖がらせよう」とか「ビビらせよう」とか思って画像編集している訳ではなく、「ゾウ化した動物」のかもし出す独特のムード、あのファニーな感じをお伝えしたいというのがその核になっています。・・でも、読者の皆様の感じ方は著者の意図とか狙いとは全く関係なく、自然にそうなってしまうものですから、「否定」はできないですよね。

でも、たまには(稀には?)「カワイイ」とか「愛らしい」とか「抱きしめたい」とか、そういう反応もあっていいんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか?

ゾンダ
『ぞんだ』 copyright 2006 takahito iguchi
| ぞりん | comments(0) | trackbacks(0)
ぞりん本が当選してしまった。
フォレストページさんから「ぞりん本が当選しました!」という通知が来てしまいました!!(笑)

やったー!!・・・・・・って、それキャンペーンページのテストに初回投稿したネタじゃないですか?事務局さん、面白すぎます。

本は「売るほど」アリマス。

ぞりん カバー
| ぞりん | comments(0) | trackbacks(0)
わたしの考えるぞりん
フォレストページさんで開催いただいていた「わたしの考えるぞりん」の企画が今日で締め切りでした。お陰さまで大変多数の投稿をいただき、その量だけでなく投稿内容についても非常にユニークで意欲的なモノでした。関係者の皆様およびご参加いただいた皆様には、心よりお礼を申し上げたい!です。

意外と発見だったのが、「無機物」との組み合わせって、絵はどうだか分からないのですが、言葉だけを捉えるととてもオカシイですねえ。なんだか侘び錆びの世界を感じさせます。

ゾウビル
| ぞりん | comments(0) | trackbacks(0)
「ゾウ化」する世界?
さて、『ぞりん ぞうぶつ達の誕生秘話』と題して期間限定で始めた当ブログも、当初考えていた「未収録画像も含めた作品のニュアンスの紹介」と「そもそも、どういう経緯で刊行に至ったのか?そのプロセスから、ネット出版について出来る限りのことをお伝えしたい」という目論見はほぼ達成できたのでは?と、思っています。

当初は予定になかったケータイコンテンツ各社さんからの心強い応援もいただき、通り一辺倒ではないプロモーションもできました(←心より感謝しております!)。

また、mixiのコミュニティおよびレビューページでも暖かいご声援をいただき、こんな「ただの思い付きをそのままカタチにした」本を喜んでいただけるとは、本当に有り難いことだと思っています。

もちろん、ひとつひとつ心を込めて編集をしたつもりなのですが、この「ゾウ化」効果の不思議感覚がどれほど受け入れられるか正直未知数でしたので、支持していただける方が僅かながらでもいらっしゃったことは実に嬉しいことでした。

今後、この「ぞりん」がどの程度世の中に受け入れられるか?は、全く予想できないのですが、私自身はこの「ぞりん」を作る過程で動物園に出かける頻度や子供と動物について語り合う機会は確実に増えました。

もし、この本を通じて、ふだんなんとなく見慣れてしまっている動物達を見る眼が、(ちょっとでも)変化して、(ちょっとだけ)新鮮な眼で見ることができたりすると素晴らしいなあと思っています。
ご感想ご要望などお気軽にお寄せください。しばらくは「ぞりんブログ」として、このまま継続致します。

ぞんぎょ
『ぞんぎょ』 copyright 2006 takahito iguchi
| ぞりん | comments(0) | trackbacks(0)

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ぞう+きりん=ぞりん。あらゆる動物が「ぞう化」したら、「ぞうぶつ」になってしまいました。
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